疎遠だった家族でも、昨日まで話もしなかったご近所さんでも。
絆を深めてくれるのは、必死で作った感謝祭のローストターキー。
Story
母親との折り合いが悪く、家を飛び出したエイプリル。
現在は恋人のボビーと仲良くニューヨークで暮らしている。
家族と疎遠だったエイプリルは母親が重い病を患っていると聞き、感謝祭のディナーを開いて招待することに。
料理も初挑戦、食卓の準備も初挑戦ながら奮闘するエイプリル。
だけど予熱していたはずのオーブンは動いていなくて-。
エイプリルにとっての初めての料理は、”仲の悪かった家族をもてなすための感謝祭ディナー”となりました。
感謝祭の料理なんて、作り慣れている人にとっても大変なこと。
大量の食材を下ごしらえから仕上げまでこなさなくてはいけません。
七面鳥を床に落としたりしながらも準備を整えますが、オーブンの故障といういきなりのピンチに見舞われます。
アパートの住人を訪ね回るものの、普段ロクに顔を合わせない者同士、なかなか話も聞いてもらえないエイプリル。
ようやくドア開けてくれた女性は、エイプリルの風貌を見て「あなたがどんな問題を抱えてるって?」と高笑い。
それでも事情を聞くと心底同情してくれて、オーブンは使用中で貸せないけれど、ソース作りに協力すると申し出てくれました。
料理好きの旦那さんは、エイプリルのレトルトを多用したレシピを聞いて渋い顔。
結局缶詰から出しただけのクランベリーソースは、フレッシュな手作りソースへと変更することに。
一方、エイプリルの家族はニューヨークへと長いドライブ。
母親のジョーイはドーナツを1ダース買いこんでみたり、隠し持っていたスナック菓子をばらまいたりとやりたい放題。
エイプリルの料理なんてきっと食べられたものではない、と決め付けているようです。
エイプリルはオーブン探しを再開するものの、ベジタリアンの女性・英語の通じない中国人一家・強烈な汚部屋の男性と、アパートにはクセの強い住人ばかり。
ようやく見つけた4Dの住人・ウェインは、親切にオーブンを貸してくれた…と思いきや、エイプリルの態度が気に入らないと不満の様子。
焼き具合を見に行ってもドアを開けてくれず、オーブンに七面鳥を入れたまま立てこもってしまいます!
なんとか取り返したものの、勝手に片脚をウェインの飼い犬に食べられてしまった七面鳥。
生焼けで片脚がないメインディッシュを抱え、最悪の気分で座り込んでしまったエイプリルに、思わぬ人が救いの手を差し伸べてくれました。
感謝祭のディナーは刻々と時間が迫り、さて一体どんな結末を迎えるのでしょうか……?