銀河ヒッチハイク・ガイド (The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy ’05 UK / USA)

銀河ヒッチハイク・ガイド (The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy ’05 UK / USA)

宇宙では想像出来ないような
飲食物が味わえるかも。
フォードたちが乾杯したカクテルは
「全銀河うがい薬バクダン」。

Story

アーサーは自分の家がバイパスの建設のために取り壊されると知り、猛抗議。

親友のフォードが駆けつけてくれて、力を貸してくれるかと思いきや「もうすぐ地球が滅びるから逃げよう」と誘われてしまう。

売れない芸人であると名乗っていたフォードは実は宇宙人であり、彼と共に地球を脱出することになったアーサーはー。

知らぬ間に自宅が取り壊されることが決定していたアーサー。

ブルドーザーの前に寝転がり体を張って抗議をするのですが、決定が覆ることはなさそうです。

そこへ駆けつけてくれたのは親友のフォードでしたが、なぜか大量のビールを買い込んでやってきたフォードは、「大事な話がある」といつになく真剣な面持ち。

ビールは作業員たちにあげて2人はパブへと移動します。

そこでフォードは自分が宇宙人であることと、もうすぐ地球が滅びるので逃げ出さなければいけないことをアーサーに告げるのです。

面食らったアーサーですが、地球に迫る巨大な宇宙船に腰を抜かしている間にフォードが助けてくれたようで、地球と共に消滅せずに済みました。

銀河をヒッチハイクで進む2人が乗り合わせたのは、フォードの遠い親戚であるゼイフォードの宇宙船。

宇宙で最も変わり者として知られているゼイフォードに歓迎され、地球出身のトリリアン、陰気なロボットのマーヴィンと共に銀河の冒険が始まります。

フォードとゼイフォードが再会を祝って飲んだのは、「全銀河うがい薬バクダン」。

「レモン一切れで包んだ大きな金塊が脳天を直撃した感じ」で酔えるという、パンチの効いた宇宙で人気のカクテル。

フォードとゼイフォードも飲み干してから叫び声をあげていました。

一方まだ宇宙に馴染めないアーサーは、同じく地球出身のトリリアンに「紅茶とかある?」と聞いてみることに。

トリリアンに案内されたキッチンにはお湯を沸かすポットではなく、自動でドリンクを入れてくれる機械があり、アーサーの紅茶はカクテルグラスに注がれます。

残念ながら味はアーサーのいつも飲んでいた紅茶とは似ても似つかぬ”紅茶もどき”で、とても飲めたものではありません。

宇宙船のキッチンには「食べたい物を感知して作ってくれる機械」や「焼きながらトーストを切れるライトセイバー風のナイフ」など、興味深いものばかり。

高い技術力には憧れるのですが…やっぱり口にする物は、美味しい方が嬉しいですね。

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