カップケーキは余裕のあるママの証。
子供も大人も笑顔になれて、ごめんねの印にもなる。
Story
2人の子供の育児に奮闘中のマーロ。
予定外に授かった3人目がもうすぐ産まれるところだが、すでに余裕がなく疲れ切っている。
裕福な兄のクレイグから、3人目の赤ちゃんのお祝いにとナイトシッターを紹介されるものの、あまり乗り気になれないでいた。
片付かない部屋、癇癪を起こす長男、産まれてきた赤ちゃんの育児で蓄積される疲労。
とうとう心の折れたマーロはベビーシッターに連絡をとり、その日から赤ちゃんを見てもらうことに。
夜にやってきたシッターのタリーは思ったより若くて、早速不安を覚えるマーロだったが、その日から生活は一変しだして-。
マーロは人に頼るのが苦手でした。
夫のドリューは家事も育児も完全に妻任せですが、マーロ1人で頑張るには気力も体力も底をつきる寸前。
そんな最中に学校から長男・ジョナの情緒障害を指摘され、今にも爆発しそうな思いを抱えていました。
手のかかるジョナと、あまり構ってあげられない長女のサラ、そして生まれてくる赤ちゃん。
ある日兄のクレイグにナイトシッターを紹介されますが、他人に新生児を任せられないと頼る気になれません。
やがて赤ちゃん・ミアが生まれ、睡眠が取れなくなってしまったマーロ。
家の中はどんどん荒れていき、冷凍食品の晩ご飯が増え、日に日に疲労が蓄積されていきます。
ある日再度ジョナについて注意されてしまったマーロは、とうとう学校の先生相手に爆発してしまいました。
ようやくナイトシッターを頼むことを決め、その日の夜から来てもらうことに。
やってきたナイトシッターのタリーは随分若く、訝しげなマーロ。
タリーは授乳の時だけ声をかけると言い、ゆっくり休むよう促します。
戸惑いながらも横になったマーロは久しぶりに深い眠りに落ち、休息を得ることが出来ました。
翌朝部屋は綺麗に片付けられ、テーブルには花が。
驚きつつも体力と気力に余裕ができたマーロは、タリーに少しずつ心を開くようになります。
ある晩タリーに「良いママ」だと褒められ、「良いママはカップケーキを焼いたりしている」と返したマーロ。
翌朝テーブルの上にはカラフルなカップケーキが置かれていて、思わず笑みがこぼれました。
たくさんのカップケーキはジョナのクラスへおすそわけ。
そのうちの1つは、以前怒鳴りつけてしまった先生に手渡し、仲直りの印とします。
マーロの気持ちを上向きにしてくれたカップケーキ。
救いの手が必要な時は、遠慮なく助けを求めることが大事だと教えてくれました。
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。