キル・ビル Vol.1 (Kill Bill Vol.1 ’03 USA / Japan)

キル・ビル Vol.1 (Kill Bill Vol.1 ’03 USA / Japan)

最強の殺し屋には、最強の武器を。
ザ・ブライドが訪れたのは
服部半蔵が営む沖縄のまずい鮨店。

Story

暗殺集団から勝手に足を洗ったせいで、かつての仲間にリンチを受けることになったザ・ブライド。

4年後意識を回復したザ・ブライドは、復讐リストを作り1人ずつに借りを返すことを誓うが-。

暗殺集団DiVASに属していたザ・ブライド。

彼女の過去を知らない男性と結婚式を挙げようと教会にいたところを、かつての仲間たちに襲撃されました。

壮絶なリンチに遭った末「お腹にあなたの子がいる」と告げたものの、DiVASのボスであるビルに頭を撃ち抜かれます。

奇跡的に生き延びたザ・ブライドが昏睡から目覚めたのは、4年後。

当然のお腹の子はおらず、新しく出来た友だちや将来の夫を惨殺されてしまったザ・ブライドの成すべきことはただ1つ。

暗殺集団DiVASのメンバーを、1人残らず殺してしまうことでした。

復讐リストのトップにオーレン・イシイを選んだザ・ブライド。

オーレン・イシイは日本でヤクザの組長として君臨していて、居所が掴みやすかったのです。

オーレンの住む東京へ向かう前に、ザ・ブライドが向かったのは沖縄でした。

沖縄についたザ・ブライドは、陰気で寂れたお客のいない鮨店に入っていきます。

やけに気合の入った態度で歓迎してくれた大将、どうやら客が来ないのが当たり前すぎて来客に驚いたようです。

英語混じりで会話をしながら、日本語を教えたりしてくれる大将が出してくれたのは、マグロの鮨。

飲み物は?と聞かれたザ・ブライドは熱燗をチョイスします。

人を探していると告げると「どんな相手だい?」と訊ねる大将。

「服部半蔵」とザ・ブライドが答えた瞬間、大将の顔からスッと笑みが消えました。

彼女が話している「鮨屋の大将」こそが、名刀を打つ服部半蔵その人だったのです。

半蔵の刀を授かるというのは、一流の腕を持つ刀の使い手であるという証。

もう刀を打つことはないと決めていた半蔵でしたが、ザ・ブライドのために誓いを破ることに。

1ヶ月後に打ち上がった刀は半蔵自身も最高傑作だと語るほどの仕上がりで、最強の武器を授かったザ・ブライドは東京へと旅立つのでした。

名刀を生み出すことは出来ても、鮨の腕前はあがらない服部半蔵。

弟子であるビルにも「ちょっとは美味しくなったかな?」と皮肉を言われてしまうほどの鮨は、出来れば食べたくないなと思ってしまうシーンでした。

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