バック・トゥ・ザ・フューチャー PART.3 (Back to the Future Part III ’90 USA)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART.3 (Back to the Future Part III ’90 USA)

手強い二日酔いの時は一度お試しを。

ドクがマーティに飲まされたのは

“10分でシラフに戻れる”特製目覚ましドリンク。

Story

雷に打たれて1885年に飛ばされてしまったドク。

1885年にドクが殺される運命にあると知ったマーティは、ドクを救うため自身も1885年へと向かう。

無事にドクと再会したマーティ、しかしタイムマシーンのデロリアンはガソリンが漏れ出し走れなくなってしまっていて-。

歴史を修正しても、いつも思わぬところで何かが起きて翻弄されてしまうドクとマーティ。

ドクは1885年から1955年のマーティに当てて手紙を書き、1985年に戻ってデロリアンを破壊するよう指示を与えました。

ドクの指示に従おうとするマーティですが、ふとしたことからドクが1885年に殺されてしまうことを知り、助けに行くことを決意。

1955年のドクの趣味で選ばれた”ウェスタン風”の服に着替えて、デロリアンに乗り込みました。

ドクを撃ち殺そうとするのは、ビフの先祖であるならず者の”マッド・ドッグ”タネン。

ドクとマーティはトラブルを回避するため挑発をかわし、故障したデロリアンを動かすためのアイデアに集中することに。

ところが、思いもよらぬ運命的な出会いにより、ドクは街にやってきたばかりのクララと恋に落ちることになるのでした。

科学者は恋なんてしないと言っていたドクの、初めての一目惚れ。

やがて未来へ帰る、などと本当のことを言ってしまうわけにもいかず、かと言ってこのままお別れするのは辛すぎる、と苦悩するドク。

結局ドクは本当のことをクララに告げますが、そんな作り話で別れたがるなんてヒドい、となじられてしまいました。

失恋し傷心のドクは酒場へ向かい、ウイスキーを注文。

実はかなりお酒に弱いドク、一杯のウイスキーを一気に飲み干してその場で倒れてしまいます。

デロリアンを動かすための時間は限られていて、焦るマーティはコーヒーを注文、ドクの口に流し込みますが、ドクが目覚める様子はありません。

この時バーテンが用意してくれたのは、特製の目覚ましドリンク。

見るからに刺激が強そうな赤い液体や赤い粉末などを何種類かブレンドしてある特製ドリンクは、「10分で日曜日の牧師のようにシラフになれる」そう。

マーティはドクの鼻に洗濯バサミを取り付け、ドリンクを口の中に流し込みます。

数秒で飛び起きたドクは叫び声をあげて、表の馬の水飲み場へと顔を突っ込むこととなりました。

どれだけ失恋がこたえても、飲めないお酒に手を出しちゃいけませんね。

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