ジュリー&ジュリア (Julie & Julia ’09 USA)

ジュリー&ジュリア (Julie & Julia ’09 USA)

ストレス発散のためにも
料理を趣味にしてみましょう。
ジュリーが食べられなかったのは
黄身のトロッとしたポーチドエッグ。

Story

何をやるにも中途半端で、夢を諦めかけていたジュリー。
夫の勧めで憧れのジュリア・チャイルドのレシピを365日作り、ブログにアップするというチャレンジを始めることにして-。

本当は小説家になりたかったジュリー。

現実は、どうしても挑戦する勇気が出ずに情熱を持てない仕事をこなすだけの日々を送っています。

バリバリ働く女友達にマウントをとられながらも、不満を聞いてくれる優しい夫の勧めでブログを始めてみることに。

得意な文章を書けるということと、唯一の趣味である料理を両立させようと、テーマは料理ブログに決定。

ただのブログ記事ではつまらないと挑んだのは、憧れの料理研究家であるジュリア・チャイルドのレシピを365日で作るというチャレンジ。

どんなに疲れていても、料理をすれば心が癒されていく…料理がストレス発散というジュリーにぴったりの、初めての試みでした。

何事にも自信の持てなかったジュリー、キラキラとしたやりがいのある日々の幕が開けるのです。

どれだけ仕事で疲れていても、不慣れなメニューでもなんとか完成させて次々とブログに載せていき、作った料理はもちろんジュリーとエリックのお腹へ。

楽しくこなしていたジュリーに訪れた最初の難関は、食わず嫌いで避けていたメニューでした。

「なんとなく気持ち悪い」とジュリーが食べられずにいたのは、ポーチドエッグ。

煮立ったお湯の中に卵をそっと入れて固め、絶妙な半熟具合の黄身に仕上げるシンプルでいて難しい料理です。

簡単に出来るとたかを括って、友人と共に作った一つ目のポーチドエッグは大失敗。

鍋の中でかき回し、卵はお湯の中でぐちゃぐちゃになってしまいました。

さらに夫のエリックも見守る中、ようやく作れたポーチドエッグには全員が感動し、「可愛い…」なんて呟きも。

生まれて初めて食べるポーチドエッグ、ジュリーは「ベトベトのヌルヌル」を想像していたようですが、「ソースみたいで美味しい!」と口に合ったようです。

なんとなく避け続けるより、果敢に向かっていく方が人生は豊かになっていくもの。

ジュリーはその後もチャレンジを続けることで道を切り拓き、自信を身につけることが出来ました。

何か新しいことを始めてみたい!という気分にさせてくれる本作。

時にはレシピ片手に、普段作らないような美味しいものを作って楽しむのもアリですね!

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