ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(The Founder ’16 USA)

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(The Founder ’16 USA)

誰もが虜になる食べ物の裏には
血のにじむような努力が。
リチャードとモーリスが作ったのは
世界中で愛される
マクドナルドのハンバーガー。

Story

1954年のアメリカ。

レイ・クロックは効率よくミルクシェイクを作れる機械を開発して、毎日訪問販売をしているが誰にも相手にされずにいた。

そんなある日、ミキサー6台の注文を受けたレイは半信半疑で注文先の店を偵察に。

そこにはレイの見たことのない大繁盛の飲食店があってー。

毎日あちこちへ足を伸ばしては、自分の開発した商品をセールスして回るという生活のレイ。

家に居付かないレイに妻のエセルも不満が募っているようですが、当のレイはじっとしていられないタイプのようです。

力を入れて勧めているのは5本軸のミルクシェイク用ミキサー、ところがどこのお店もピンと来ない様子で、適当にあしらわれてしまうレイ。

勧めても買ってもらえない日々が長すぎたせいで、ある日ミキサー6台もの注文を受けた瞬間に「間違いだろう」と聞き流してしまうところでした。

6台でなく8台欲しいと注文し直されたレイは、一体どんなお店が自分の開発したミキサーを求めているのか、偵察へ行くことに。

ハイウェイを飛ばし、たどり着いたのはサンバーナーディーノ。

お店の前には見たこともないような大行列が並んでいて、レイも並んで見ることに。

どれほど時間がかかることか…と思っていた行列はあっという間に入れ替わり、知らぬ間にレイは注文口に立っていました。

ハンバーガー・ポテト・ドリンクを頼んだレイは、お金を払った直後に品物を渡されてあまりの早さに戸惑います。

食べる席さえない店舗の外でベンチに座って食べる新しいスタイルと、お皿もフォークもなく紙袋で渡された商品に躊躇するレイ。

周りでは老若男女問わず多くの人々が満足そうに食べていて、レイも恐る恐るハンバーガーを口にすることに。

この時レイが初めて食べたハンバーガーこそが、今や知らぬ人はいないマクドナルドのハンバーガーでした。

現代の生活に欠かすことの出来ない、手軽でお手頃な”ファストフード・チェーン”として成長したマクドナルド。

リチャードとモーリスのマクドナルド兄弟が映画館から始めたという事業は、レイの参加で世界中に広く名を知られることとなっていきました。

バンズにパテ、ケチャップとマスタード、そしてピクルスとオニオンというシンプルさで愛されたハンバーガー。

ゆっくり味わいながら、開発のために奔走した人々の物語をぜひ鑑賞してみてください。

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