乾燥は宇宙人にも大敵!
侵略者たちが求めるのは
身体を潤す水。
Story
フットボールが盛んなオハイオ州にあるハリントン高校。
グラウンドで不思議なものを見つけたケイシーは、生物室へとそれを持ち込むが-。
いじめられっ子で孤立しているケイシー。
通りすがりに殴られたりすることが日常茶飯事なので、なるべく目立たないように学校生活を送っています。
ランチの時間も誰もいないグラウンドのベンチで過ごすケイシーですが、この日はグラウンドに落ちている何かを発見。
優等生で知識欲の強いケイシー、早速生物の先生に調べてもらおうと、拾ったものを生物室に持ち込むのでした。
植物のサヤにも見えるし、何かのサナギにも見えるそれを「きっと何かの新種だ」と喜ぶ教師と生徒たち。
はずみで水をかけてしまった途端、謎の新種が動き出してみんな驚きます。
水槽に入れてみよう!と先生が水に入れると、スイスイと泳いで活発になりだした「何か」でしたが、次の瞬間先生の指にガブリ。
先生は「大学に送って調べておく」と生徒たちを解散させますが、どうもさっきとは違う様子。
先生に噛みついたそれは実はパラサイトで、噛まれた時に先生は寄生されてしまったようです。
校長先生・フットボールのコーチ・歴史の先生と、あっという間に侵食されていく学校。
みんなの様子が変だと察したケイシーは、新聞部部長のデライラや学校でクスリを売り捌くジークたちと共に原因を探り始めます。
SFオタクのストークリーの話から、パラサイトに寄生されていることに気付いたケイシーたち。
ジークのクスリで寄生された人間が苦しんだことから、クスリだけが唯一パラサイトを倒せると意見が一致しました。
パラサイトが求めていたのは、身体を潤すための水。
人間に寄生するのは、60%水分で出来ている人体の水分を奪うためだったようです。
寄生された教師たちはいつものコーヒーやこっそり飲んでいたアルコールをやめて、ウォーターサーバーの水をゴクゴク飲んでいました。
ジークの作ったクスリは主にカフェインから出来ているため、パラサイトから水分を奪うことができる強力な武器となります。
まずはクスリを使って自分は寄生されていないことを証明しあう面々。
平和な日常を取り戻すために、パラサイトの親玉を見つけ出して倒すことにしましたが…
疑心暗鬼になりながらも協力し合い、パラサイトに立ち向かっていくケイシーと仲間たち。
今日はやけに水飲むなぁ、なんて人を見かけたら、ちょっとドキッとしてしまいそうです。