バック・トゥ・ザ・フューチャー (Back to the Future ’85 USA)

バック・トゥ・ザ・フューチャー (Back to the Future ’85 USA)

忙しい朝でも、簡単に朝ごはんの支度ができちゃう。

ドクが発明したのは

セットしておけば自動でパンを焼いてくれる”朝ご飯マシーン”。

Story

ヒル・バレーに住む高校生のマーティ・マクフライは、年の離れた発明家のドクの大親友。

ドクの発明したタイムマシーンの実験を手伝うことにしたマーティだったが、思わぬアクシデントで1人30年前へとタイムスリップすることに。

元の時代へと戻るため奔走するマーティ、そんなマーティの前に現れたのは若き日のパパとママで-。

マーティはごく普通の、学校の授業よりバンドでギターを弾くことが大好きな高校生。

お堅いママと頼りないパパ、バーガーキング勤務の兄とダサい姉の元で暮らし、将来は絶対ビッグになってやる!と熱い思いを秘めて過ごしています。

ところが、デモテープを送ってレコード会社に聞いてもらうなど、肝心な部分で尻込みしてしまう臆病なところもある様子。

それもこれも、マクフライ家の情けない血筋のせいか…とパパを見るたび恨めしく思ってしまったりもするのです。

マーティの味方は、愛する2人の人物・ジェニファーとドク。

ジェニファーはいつでもマーティを励ましてくれる優しいガールフレンド。

弱音を吐くクセのあるマーティに、自信を持たせてくれる特別な存在です。

もう1人の重要人物が、世間からは変わり者として距離を置かれている発明家のドク。

愛犬のアインシュタインとともに暮らすドクは、たしかに一見ボサボサ頭の変わり者。

ですが発明にかける思いは凄まじく、寝食を忘れて研究に没頭する立派な科学者なのです。

1955年にトイレで頭を打ったのち閃いたのは、タイムマシーンを作るための理論。

その後30年の歳月と私財を投じてようやく完成したのがデロリアンで作ったタイムマシーンで、本人曰く「ようやく役に立つ発明品」だそう。

調達しにくい原料を闇ルートで入手するなどの危険行為や違法行為も、素晴らしい発明品のためなら、ドクにとっては大事の前の小事。

「成せばなる」の精神で我が道をゆくドクは、マーティにとって憧れの存在なのでした。

そんなドクが自宅で使っていたのは、朝ごはんマシーン。

タイマーをセットしておくことで、自動でパンを焼いたりコーヒーを淹れてくれる、忙しい朝にうってつけの優れ物。

缶詰を開ける機能もついているので、アインシュタインのご飯の用意もばっちりです。

少々修正が必要なのか、マーティが訪れた日のパンは真っ黒焦げ。

コーヒーもデカンタをセットしていなかったせいで、お湯だけが飛び散って辺りをびしょびしょにしてしまっていました。

せっかくの発明品、お出かけの時はタイマーの解除をお忘れなく。

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