紳士なクマには美味しい物を!
パディントンが初めて食べたのは、粘着力が強いトフィーアップル。
Story
故郷のペルーで老クマホームに住むおばさんのため、誕生日プレゼントを選ぶパディントン 。
ようやく見つけた飛び出す絵本は希少品で驚くほど値段が高く、パディントンはアルバイトを始めることに。
ところが希少な絵本は盗難に遭い、パディントンに容疑がかかる。
犯人の策略で刑務所へ送られてしまったパディントン、ブラウン一家はパディントンを救うために立ち上がるが-。
帽子に忍ばせたマーマレードサンドが大好物のパディントン、今回は新たなスイーツに目覚めることになりました。
パディントンがブラウン一家とともにやってきたのは、街に来た移動遊園地。
にぎやかな雰囲気に心躍らせながらパディントンが初めて食べたのは、イベントの定番のトフィーアップル。
日本でもお祭りに時は必ずリンゴ飴の屋台がありますが、イギリスでもリンゴのお菓子はイベントに欠かせない物なのです。
通常イギリスで売られているのは小ぶりで琥珀色の美しいものが多いのですが、パディントンが食べていたのは真っ赤なトフィーアップル。
パディントンは初めて見るツヤツヤのトフィーアップルをペロリ。
ところが驚異的な粘着力のトフィーが舌にくっついてしまい、慌てて引っ張るのですが舌がベローンと伸びるばかり。
困ったパディントンはつい力を抜いてしまい、反動でトフィーアップルが丸ごと口の中にスポン。
慌てて棒を引っ張りましたが取れたのは棒だけ、口の中はトフィーアップルでいっぱいに。
仕方なくバリバリとワイルドに噛み砕き、飲み下すパディントン。
初めて食べるトフィーアップル、じっくり味わうはずがあっという間になくなってしまうのでした。
そんなトフィーアップルは映画の終盤でも再登場。
列車で逃げる犯人に盗まれた絵本を取り戻したいパディントンは、列車の屋根に登って上から追いかけることに。
猛スピードの列車の屋根の上を進むのに必要なのは、2つのトフィーアップルでした。
その粘着力を利用して、飛ばされないよう屋根にくっついて進むパディントン。
トンネルと屋根の間に挟まれそうになる危機も見事にすり抜け、犯人の乗る車両へと向かいます。
犯人のいる車両にたどり着いたパディントンは、犯人がこちらに背を向けているうちに絵本を取り戻す作戦をたてます。
トフィーアップルを天井にピタッと張り付けて宙吊りになり、もう1つのトフィーアップルで絵本をくっつけて無事に任務は終了。
スイーツのおかげでピンチを切り抜ける場面の多かった本作、可愛いパディントンの活躍を堪能してください!