可愛い生き物にはルールを守って食事をあげましょう。
ルール違反で増殖したグレムリンたちの好物は
映画のお供・ポップコーン。
Story
発明家のランダルは、チャイナタウンの骨董店で”モグワイ”を見つける。
息子のビリーのクリスマスプレゼントとして連れ帰ったその生き物は、「ギズモ」と名付けられた。
“光に当てない・水をかけない・真夜中過ぎにご飯をあげない”というルールのもと大事に飼われるはずだったギズモだが-。
ギズモは歌が上手で、コミュニケーションも取れる利口で可愛い”モグワイ”。
プレゼントされたビリーはすっかり夢中になり、歌ってもらったり一緒に映画を見たりと可愛がっていました。
うっかり水がかかったことから、突如増殖してしまったモグワイたち。
ギズモの背中から分裂して増えた5匹のモグワイは、それぞれ違った個性を持っているようでした。
中でも真ん中に白い縞をもつリーダー格のストライプは目つきも鋭いワイルドな個体。
生まれてから数時間でゲームに興じ、ギズモに嫌がらせをして喜ぶというイヤな奴ぶりを発揮します。
翌日、ビリーが夜食のサンドイッチを食べていると騒ぎ出すストライプたち。
時計を見てもまだ12時にはなっていない…とビリーは冷蔵庫を見に行き、残り物のチキンをあげることに。
がっついて食べるストライプたちと、勧めてみても食べないギズモ。
悪知恵の働くストライプは時計に細工をしていて、本当は真夜中を過ぎていたのでした。
翌朝ストライプたちは得体の知れないサナギのような姿に変化しています。
夕方にサナギから孵った”グレムリン”たち、その姿は禍々しく凶悪で、ギズモの愛らしさとは正反対。
生態を調べようとしていた理科の先生、ビリーの母・リンを襲ったグレムリンたちは撃退されたものの、ストライプは家を飛び出して町の体育館へ。
プールに飛び込んで一気に増殖してしまい、グレムリンの集団は町で大暴れを始めるのでした。
至る所で怪我人が続出し、クリスマスの町は大混乱。
ビリーのガールフレンド・ケイトがアルバイトをしているパブを占拠したストライプたちは、トランプに興じたりシーリングファンに飛びついたりと好き放題。
町を壊滅的に破壊してから一行が移動したのは、「白雪姫」を上映中の映画館。
みんなで”ハイホー”を合唱しながら食べたり投げたりしていたのは、映画鑑賞に欠かせないポップコーン。
映画館を満員にするほどのグレムリンたちがみんなで食べたせいでポップコーンは底をつき、物足りないストライプはデパートのお菓子売り場へ足を運んでいました。
ユーモラスで賢く、どこまでもいたずら好きなグレムリン。
家電が故障するのはグレムリンのいたずらかものせいかも…心当たりのある方は一度お家の中を隅々まで調べてみてくださいね。