はじめて足を踏み入れるホワイトハウス、誰だって緊張して当然。
喉の渇いたフォレストが15本も飲み干したのは
瓶入りのドクターペッパー。
Story
フォレスト・ガンプは知能指数が平均以下、背骨の歪みのせいで脚に装具をつけている。
学校からは特別学級を勧められたが、フォレストの母は普通の学校に通わせることに。
いじめられることもありながら、最愛の人・ジェニーと出会ったフォレスト。
純真な心を持ち、驚異的な俊足を開花させたフォレストは、多くの人に影響を与えながら激動の時代を過ごすことになって-。
誰よりピュアな心の持ち主であるフォレスト。
初めて学校へ行く日、バスの中ではなかなか誰も隣に座らせてくれませんでしたが、「座ってもいいわよ」と声をかけてくれたジェニー。
この日以来2人は大の仲良しになり、いつも一緒に行動するようになりました。
そんなフォレストに石を投げつける厄介ないじめっ子たち。
いじめられるままのフォレストに、ジェニーは走って逃げるように言います。
ジェニーに言われたとおりに走り出したフォレスト、脚についていた金具はいつしかはずれ、誰も追いつけないほどのスピードで走れるようになったのです。
時は経ち、高校生になったフォレスト。
相変わらずジェニーと一緒で、相変わらずいじめられていたフォレストですが、ある日大学のフットボールコートを走って逃げていました。
その驚異的なスピードはアラバマ大学のアメフトのコーチの目に留まり、スカウトされることに。
思わぬ大学への進学とアメフトデビューを果たしたフォレスト。
ただひたすらボールを受け取り、ゴールを目指して走り抜けるというシンプルさはフォレストにもピッタリ合い、大活躍となりました。
勝ち続けたチームは全米代表に選ばれ、大統領から激励を受けることに。
ホワイトハウスを訪れたフォレストが一番嬉しかったのは、部屋の端から端まで料理が並べてあるという光景だったようです。
喉が渇いていたフォレストが手に取ったのは、瓶入りのドクターペッパー。
無料であるということに喜びながらも瓶を手に取ると、すかさず給仕がやってきて栓を抜いてくれました。
ついついたくさん飲んだフォレスト、空けた瓶はなんと15本!
いざ大統領と握手を交わし挨拶、という場面でソワソワ。
今の気分はどう?と大統領との初対面で尋ねられ思わず「おしっこがしたい…」と答えて苦笑いされてしまいました。
1885年にアメリカで発売されたドクターペッパー、いまや世界各国で愛されていて、原材料の全てについては現在も非公開です。