シェフ 三ッ星フードトラック始めました (Chef ’14 USA)

シェフ 三ッ星フードトラック始めました (Chef ’14 USA)

言葉で伝えられない美味しさは、必ず現地で味わいたいもの。

カールがパーシーに食べさせたかったのは

カフェ・デュ・モンドのベニエ。

Story

仕事人間のカールは流行に疎い一流のシェフ。

評論家が来ると聞いて張り切っていた矢先、料理に口を出すレストランオーナーとケンカしてクビになってしまう。

暇が出来てマイアミに行くことになったカールはキューバサンドに出会い、フードトラックで移動販売を始めることになるがー。


料理に一切の妥協はしないカール。

オーナーと大喧嘩してしまったところをSNSで拡散されてしまい、次の勤め先すら見つかりません。

そんな時、離婚した元妻のイネズが誘ってくれたマイアミ行き。

仕事で行くというイネズの故郷でもあり、息子のパーシーと約束していた旅行をする唯一の機会、カールも便乗させてもらうことに。

マイアミで食べたキューバサンドに感動したカールは、これを多くの人に伝えられる方法はないかと考えます。

思いついたのは、フードトラックでの移動販売。

一か八かでやってみようと決意したカールの元に、親友のシェフ・マーティンが合流し、夏休みに入ったパーシーも手伝いをすることに。

マイアミからロサンゼルスへと旅をしながら、絶品のキューバサンドを販売していくのでした。

キューバサンドとは、フランスパンでチーズやマリネしたローストポーク、ピクルスなどをたっぷり挟んだホットサンド。

どんな街へ行っても、カールたちのキューバサンドは大好評。

パーシーのSNSでの拡散で大盛況のフードトラックは、ニューオーリンズへとやって来ました。

まだレストランに勤めていた時、パーシーを連れて買い出しに行っていたカール。

途中の市場でアンドゥイユというソーセージを使ったホットドッグを食べ、ニューオーリンズについて語っていました。

夏休みにはニューオーリンズで本物のアンドゥイユのホットドッグとベニエを食べよう、と約束していたカールですが、クビになってしまい旅行の話は立ち消えに。

フードトラックを始めたことで約束を果たすことが出来るようになり、早速2人で街へと出かけます。

カールがパーシーに食べさせたかったのは、現地でしか食べられない”本物”のベニエ。

ベニエとはドーナツのような生地を油で揚げたお菓子のこと。

大人気でいつも大行列のカフェ・デュ・モンドに仲良く並び、ベニエを味わいます。

カフェ・デュ・モンドのベニエは四角くて粉砂糖がたっぷり。

現地でしか味わえないベニエを食べるだけの、親子水入らずの時間。

お揃いで口の周りにつけた砂糖が2人の絆を物語る、暖かなシーンでした。

トーク・アバウト・ムービーズ「シェフ 三ツ星フードトラック始めましたについて」もあわせてどうぞ。

さ行カテゴリの最新記事